コラム

ウーバーイーツ、出前館などの店舗タブレットをまとめるには?

ウーバーイーツ、出前館などの店舗タブレットをまとめるには?
目次

「ウーバーイーツ(Uber Eats)、出前館など、デリバリーサービスを導入していてタブレットの操作や基本設定に悩んでいる」

「デリバリーサービスのタブレット管理が大変」


このように感じている飲食店の店長、現場責任者はいませんか?


開店準備や料理の仕込み、食品の発注やメニュー開発など飲食店にはやるべきことが多岐に渡ります。その中で、デリバリーのタブレット操作や注文・売上管理といった業務に費やす時間は限られています。また、管理するデリバリーサービスやそのタブレットが多ければ多いほど、注文の誤ったキャンセルやレジへの打ち間違いなどミスに繋がる可能性が高くなります。


そういったストレスをできるだけ抑えて、日々の大事な業務や目の前のお客さんに集中したいですよね。


今回の記事では、ウーバーイーツ、出前館、Wolt、menuのデリバリー主要4社で必要なタブレットについて触れながら、デリバリーサービスを複数導入している場合に想定されるトラブルやよくある質問について解説していきます。


これからデリバリーを始める方も、既にデリバリーを始めている方にも本記事を押さえておくことをおすすめします。

ウーバーイーツ、出前館、Wolt、menuのタブレット状況

現状、デリバリーサービスを導入する際には、各デリバリーサービスごとにタブレットを用意する必要があります。

ウーバーイーツ、出前館、Wolt、menuのデリバリー主要4社のタブレット状況について見ていきましょう。


ウーバーイーツ

初期費用:5万円(税込)

デリバリー手数料:35%

タブレットレンタル料金:初期費用に含む

タブレット自前の場合の推奨機種:Lenovo製タブレット

公式サイト:https://merchants.ubereats.com/jp/ja/s/signup/


出前館

初期費用:なし

デリバリー手数料:25%

サービス料:10%

決済手数料:3.245%~※クレジットカード決済のみ

タブレットレンタル料金:月額2,000円

タブレット自前の場合の推奨機種:iPad、Androidどちらも利用可能。出店時要確認。

公式サイト:https://service.demae-can.co.jp/restaurant/


Wolt

初期費用:なし

デリバリー手数料:30%(タブレットレンタル無)・35%(タブレットレンタル有)

タブレットレンタル料金:デリバリー手数料に含む。購入プラン有。

タブレット自前の場合の推奨機種:記載なし

公式サイト:https://explore.wolt.com/ja/jpn/merchant/business/restaurants


menu

初期費用:5万円(税込)

デリバリー手数料:35%

タブレットレンタル料金:非公開※スマートフォンの利用が可能

タブレット自前の場合の推奨機種:記載なし

公式サイト:https://store.menu.jp/


各社無料キャンペーンなどを頻繁に行っている可能性があります。正確な情報は各業者に直接問い合わせてみましょう。

タブレットの基本操作2選とチェックポイント

次は、オーダー開始までに押さえておきたいタブレットでよく使う操作について解説します。今回はウーバーイーツの情報を参考にデリバリーを始める前に押さえておきたい操作を2つ紹介していきたいと思います。

1. 商品の品切れ

2. 注文を遅らせる


「Uber Eats オーダーズ」のタブレットへのインストールがまだの場合は、インストールからはじめてみましょう。


1. 商品の品切れ

商品に使う食材が切れてしまったなどの理由で商品を販売できない場合、注文が入らないように商品を品切れにすることができます。方法は2つあります。


①当日のみ売り切れ

本日いっぱい商品を販売できないものの、明日からまた販売開始できる場合は当日のみ売り切れに設定します。この設定は、日付が変わると同時に自動で品切れが解除されます。0時以降の深夜帯も営業しているお店は、0時になったら自動で販売再開になってしまうため注意してください。


②休止

仕入れ等の都合で一定期間販売が難しい場合は、休止に設定します。この場合、お店側が設定解除を行わない限り販売を再開できません。


2. 注文を遅らせる

店頭や注文が混雑しているなどの理由で調理に通常より時間がかかる場合、ピックアップまでの残り時間を最大30分遅らせることができます。注文者と配達者の両方に通知が届きます。また、調理時間に影響が出そうな忙しい時間帯が予めわかっている場合、「Uber Eats マネージャー」にて事前に調理時間の設定を行うことも可能です。詳しくは、ウーバーイーツのご利用ガイドをご確認ください。


TIPS:新規注文の受付を一時停止したい

店舗スタッフの人員が足りないなどの理由で、一時的に注文をストップしたい時はありませんか?もちろんそういった場合のために、注文の一時停止機能もあります。どうしてもデリバリーの営業が難しい場合はこの機能を検討してみるのも良いですが、注意点があります。


・一時停止するとウーバーのアプリに店舗が表示されない

・一時停止を解除してもシステムの都合上すぐに再開されない


上記のような理由から、やむを得ない理由がない場合は、「注文を遅らせる」などの代替案をおすすめしています。


※内容には変更がある場合があります。詳しくはウーバーイーツにお問い合わせください。また、その他デリバリー業者のタブレット操作についても、各業者にお問合せください。

デリバリー注文から配達までの6ステップ

いよいよデリバリーを開始します。その前に、注文から配達までの一般的なフローを押さえておきましょう。お客様から注文が入ってから商品をお渡しするまではざっと以下のような流れになります。

1. 注文が入る

2. 注文確定

3. 厨房への連携

4. 商品できあがり

5. 配達員到着・商品受け渡し

6. 配達員からお客様へ商品お渡し


1. 注文が入る

お客様からデリバリーサービスを通じて注文が入るとタブレットに通知が入ります。注文を確定するために、なるべく早くチェックしましょう。


2. 注文確定

タブレットの画面をタップして注文を確定します。タップした時点で注文が確定されるサービスもあります。どのタイミングで注文確定になるのか、事前に把握しておきましょう。


また、注文確定のタイミングで一般的には決済も完了します。お客様に料理を楽しんでもらうため、調理の準備に移りましょう。


3. 厨房への連携

注文内容を確認し、厨房に連携します。キッチンプリンターを導入している店舗は、事前にプリンターとデリバリーサービスを連携しましょう。そもそもプリンターを導入していない場合は、普段のオーダーと同じように手書き伝票を使って連携します。


4. 商品できあがり

商品ができあがりました。再度注文内容を確認し、デリバリー用の包装を完了させましょう。カトラリーや付け合わせ、調味料の提供が必要な場合は忘れずにセットしましょう。


5. 配達員到着・商品受け渡し

配達員が店舗に到着しました。必ず注文番号を確認した上で商品を渡すようにしましょう。ここで、お店側の任務は終了となります。


6. 配達員からお客様へ商品お渡し

配達員が商品をお渡しします。この時、配達員からお店へ必ずしもお渡し完了の通知がいくわけではありません。


上記のような流れでお客様に商品が渡ります。期待通りの商品が届けば、お客様から良い評価を得られる可能性もあるので、商品の盛り付けや包装なども丁寧に行うと良いでしょう。


一方で、直接顔の見えないお客様からの注文は、「本当にちゃんと受け取ってくれるだろうか」といった不安もあると思います。注文した商品が仮にキャンセルされた場合には、一般的には以下のようになります。


お客様の都合によるキャンセル→料金はお客様の負担

配達員の都合によるキャンセル→料金はデリバリー業者の負担

※デリバリー各社で取り扱いが異なる可能性があります。各社公式サイトをご確認ください。


デリバリーは一度注文を確定すると商品のお渡しまでやり遂げなければなりません。いざその場で慌てないように事前にシミュレーションしておきましょう。

デリバリーサービスを複数導入する場合の店舗でよくあるトラブル2選

そもそも、デリバリーサービスを本格的に始めていきたい場合、どのデリバリーサービスを選ぶと良いか迷う方もいらっしゃると思います。各社サービスの強みやターゲットが違うため、より多くのお客様からの注文数を獲得するためにできるだけ多くのデリバリーサービスへの出店を推奨しています。


複数のデリバリー業者を利用するとタブレットも業者の数に合わせて用意することになります。一方で、タブレットを業者ごとに分けて複数管理していると現場では様々なトラブルにつながる可能性があります。中でもよくあるトラブルは以下の2つです。


1. オペレーションミス

2. タブレット問題


1. オペレーションミス

実際に注文が入るとできるだけ早くお客様に商品を届ける必要があります。特に、想定より注文が入った・店頭が混雑している・シフトに穴が空いたなどの場合にはオペレーションのミスが起こりやすくなります。


・デリバリー受付の担当者を決めておらず注文を放置してしまった

・デリバリー注文の厨房への連携ができていなかった

・盛り付けを間違えた、付け合わせを入れ忘れた


などのオペレーションミスが起こる可能性があります。「デリバリー注文から配達までの6ステップ」をベースに、デリバリーを開始する前に実際と同様にシミュレーションをしておくと良いでしょう。


2. タブレット問題

既に複数のデリバリーサービスを導入している飲食店でよく耳にするのは、「複数タブレット」の同時管理問題です。各サービス経由で入った注文もそれぞれのタブレットを確認する必要があります。


ここでは、タブレットを複数操作することによる具体的なトラブルをいくつか挙げておきます。

具体例)

1. タブレットへの通知が混雑して注文の確認が漏れてしまった

2. タブレットが多すぎてその分のレンタル費用やメンテナンスコストがかさんでいる

3. 商品の品切れ設定や注文受付停止等の設定をタブレット(ブランド)ごとに都度対応しなければならない


タブレットを複数管理することにより、オーダーの見落としなどのミスが起こる可能性も高くなりますし、スタッフの業務負担も大きくなるでしょう。

デリバリーの管理・タブレットをまとめられるサービス

デリバリーサービスを複数導入している、または今後複数導入する可能性がある方については、タブレットをまとめる一元管理サービスの導入をおすすめします。今回は大手チェーンから個人店舗まで全国9,000店舗以上への導入実績がある「Camel」について紹介します。


デリバリー注文一元管理サービス「Camel」

Camelはウーバーイーツ、出前館、Wolt、menuを含むデリバリーサービスを一つのタブレットで管理できるサービスです。

具体的には以下のことを解決できます。


・複数デリバリーサービスを、ひとつのタブレットで一元管理

・多店舗運営もまとめて管理できるダッシュボード

・既存のPOS・OES、キッチンプリンターなどとの連携


Camelでは、タブレットを一つにまとめられるためそもそものタブレット購入費用が抑えられるだけでなく、一元管理によるオペレーションミスの軽減や業務効率化に繋がります。また、これまで現場で店舗ごとに管理していた売上も本部でまとめて把握することができます。

実際にCamelを導入して効果を実感していただいた事例を紹介します。

株式会社ねぎしフードサービス

「Camelで単純作業を自動化。店舗スタッフが接客に集中できる環境づくりをお手伝い」

業種:和食、牛タン

企業規模:33~99店舗

課題:

デリバリー開始したことによる店舗スタッフの負担

効果:

・Camelの導入によりオーダーエントリーを自動化、スタッフが接客に集中することを可能に

・複数デリバリーサービスの導入で、より多くのお客様にねぎしをお届け!

事例記事はこちら:https://www.camel-delivery.com/case-study/5pigl49p9


株式会社きちりホールディングス

「コロナ禍で苦境の居酒屋業態を支えるデリバリー事業への挑戦。Camelを通じた多店舗でのデリバリー業務改革」

業種:居酒屋、和食、ゴーストレストラン

企業規模:100~499店舗

課題:

複数デリバリープラットフォームタブレットの存在による、店舗での管理業務の煩雑化

効果:

・デリバリーのオーダーが入ってからレジへの打ち込みで1分程度の時間が発生していたのを、Camelとレシートプリンター連携により、レジ打ち込み業務の削減を実現

・複数サービスの注文を1台のタブレットで一元管理することによる店舗オペレーション効率化


事例記事はこちら:https://www.camel-delivery.com/case-study/0wdcjc8bcpxw


株式会社アマノクリエイト

「Camel導入により人件費削減と、イートインとデリバリー事業の両立を実現」

業種:洋食、ゴーストレストラン

企業規模:1~9店舗

課題:

今後のデリバリーサービス、ゴーストレストラン業態拡大を見込んだ店舗オペレーションの改善

効果:

・Camelを通じた店舗オペレーション改善により、デリバリー運営を行う店舗人員の人件費削減と利益率向上を実現

事例記事はこちら:https://www.camel-delivery.com/case-study/vrq67kmienux


自分の店舗の規模や課題に近いところがあったらぜひ詳しい記事をチェックしてみてください。

まとめ:「複数タブレット管理」はCamelで一元化しよう

ただでさえ忙しい日々の運営の中で、デリバリーの複数タブレット管理によるストレスやミスはできれば避けたいですよね。Camelなら、デリバリー業務をまるっと一元管理できます。


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